Bitcasaで大量のファイルをミラーリングすると、Windows起動後、毎回30分近くディスクを占領
文句を言いながらも Bitcasa を使っている。
(2013/3/8 Bitcasaの不具合について、サポートサイトを調べてみた。-消せなくなったミラーフォルダーとファイルの消失について)
大容量のミラーリングをするとディスクI/Oを占拠される
Bitcasa クライアントをインストールしてから、Windowsを起動するたびに30分程度HDDのアクセスランプが点灯し続け、その他の処理がやたらと重くなってしまった。
リソースモニターでDiskアクセスを確認したところ、Bitcasa が大量のファイルに対してアクセスし、I/Oをほぼ独占している。(ちなみにリソースモニターは、スタートボタンから perfmon で検索して実行、「パフォーマンスモニターの概要」から「リソース モニター」のリンクをクリックする起動することができる。)
アクセス先は、ミラーリングしているファイル群だ。
ファイルの変更が無いか照合しているのだと思われるが、起動するたびに30分待たなければ満足に使えないとなると考えものだ。
自分の場合、普段から自宅のPCも仕事場のPCも24時間つけっぱなしで週に一回程度しか再起動しないからまだマシなのだが、これが毎日電源を落とす運用をしている場合は、使用したい時間より30分前に起動しなければならない事になってしまう。これは勘弁して貰いたい。
なお、現在ミラーリングしているファイル数などは、以下のとおりだ。
- サイズ : 約40GB
- ファイル数 : 約57,000
- フォルダ数約 : 9,300
ベータクライアントで削除した筈のファイルが復活!
公式HPで確認したところ、Windows クライアントのマイナーアップデートがあり、1.0.1.4がリリースされていた。さっそくインストールしてみた。
ベータ版クライアントの当時にで削除したはずのフォルダが、復活して見えるようになってしまい改めて削除しなければならなかった。(リリースノートによれば、infinite フォルダが多重化してしまうバグや、初期化が終了しないバグなどを修正したとのこと。)
インストールにともない再起動を求められたのだが、例によって30分近くHDDがカリカリ言い続け、ミラーリングの同期については特に改善されなかったようだ。
使い方に悩む
以前の記事で書いたとおり、infinite ドライブについてはまだまだ信頼性が低いと感じているので、mirroring 機能を主として使用していこうと考えていた。
しかしミラーリングを大規模に行うとWindows の起動後、長時間にわたって重くなってしまうデメリットがある。果たしてどのように使えばよいのか悩ましい状況だ。
ベータユーザークーポンで年間$49という破格のサービス価格なので文句をいう気もおきないが、今後のクライアントの機能改善を強く期待したい。
信頼性が向上するまでの間、仕事関係のファイルは Dropbox に戻して使用することになりそうだ。