今さらながらHDDからSSDに入れ替えてみたら、起動時のストレスから完全解放されてクラウドが超快適。新PCを買うよりもSSD換装のが良い。
お客さまの都合やら個人的な事情やらで、普段使用している PC は、Bitcasa、Dropbox、Google Drive、Creative Cloud、iCloudといった数々のクラウドサービスに接続されているのですが、これだけ接続されているとPCの電源を入れてから10分ほどは同期処理が終わらず動作がモッサリして使い物になりません。
というわけで、平均して週に1回程度の再起動を行う以外は、原則として電源を投入しっぱなしにしているのですが、忙しい日に限って夜間の Windows Update で再起動をしなければならなかったり、とにかく起動時のストレスが半端ない状態でした。
前々から検討しつつもトラブルが怖くて手を出せなかった起動ドライブのSSD換装を、この前の週末についに敢行してみました。
換装後のスコアがこれ。とても快適です。
マシンのスペック
3年前に購入した Sandy Bridge Core i7 2600 3.4GHz。
物理メモリ 8GB
Windows 7 Home Premium (x64)
まだまだ現役です。このCPUよりも前の世代までは2年も経つと最新CPUとの性能差が開きすぎて買い換えたくなったものですが、最近は技術革新の速度が落ちたせいなのか、最新CPUに目移りするほどの性能差を感じないですね。
購入したSSD
【Amazon.co.jp限定】SanDisk SSD UltraPlus 256GB 2.5インチ [国内正規品]メーカー3年保証付 SDSSDHP-256G-G25AZ
アマゾン限定品ですが、他のメーカー品と比べて競争力のある価格ですね。
ディスクのクローンに使用したソフト
EaseUS Todo BackupのFree版。
クローン実行時に、「SSD用に最適化」オプションを忘れずにチェック。
一切トラブル無しにクローンに成功しました。
SSD用の細かい設定変更などは、いろいろなサイトを見て適当に実施。
換装後の評価
容量が大きいためにやたらと時間がかかっていた Dropbox と Google Drive の起動後の同期処理があっという間に終わるようになりました。
バックグラウンドで同期が行われる Bitcasa の同期処理も爆速です。超快適です。
これらクラウドストレージのローカルフォルダ(Bitcasa の場合はキャッシュフォルダ)やWindowsの仮想メモリを HDD に移動することも一応は検討しましたが、「最近の SSD は寿命が長くなったのであまり神経質になる必要は無い」との記事がそこかしこに出ていたので、SSD上に残すことにしました。
もともと3年使用してきたPCですので、あと2年ほど動いてくれれば十分に元を取ったことになるでしょうから、SSD も今から2年使えれば良いということで雑な扱いになっています。
HDDも動作音が大きくなってきた気もしますし、3年というとそろそろ飛んでもおかしくない時期に入っていますので、そういった視点からもちょうど良いタイミングでの SSD 換装だったと思っています。
また、ボトルネックだったディスクが高速化したことで、フォトショップなどの重いソフトも劇的に速く開くようになりました。
起動ドライブがHDDの最新デスクトップを購入するよりも、既存デスクトップのHDDをSSDに換装した方が、使用感の向上、コスパなどを総合的に考えるとベストチョイスだったようです。