apache リアルタイムログ解析 GoAccess - さくらVPS CentOS
リアルタイムでアクセスログ解析ができる GoAccess - Visual Web Log Analyzerをインストール。
インストール
必要なファイルをインストール
まずは依存関係のあるファイル類をインストール。GoAccess - Downloadsのページに一覧表が掲載されている。
yum install ncurses-devel ncurses-devel glib2-devel geoip-devel
本体のインストール
yumでインストールできる。
yum install goaccess
起動
初回起動
初回の起動時は -f オプションでログファイルのパスを指定し起動する。
goaccess -f /var/log/httpd/access_log
(2014/08/31 修正・追記)
なお、2回目以降は、単に goaccess のみで、前回指定したログファイルを指定した形式で開いて表示してくれる。
ログファイルの指定や形式の指定(下記)については、以下の設定ファイルを開いて指定する。
vim /etc/goaccess.conf
(修正・追記ここまで)
ログファイルの形式を選択
最初の起動時には、以下の設定画面が表示される。
うちのサーバーでは、VirtualHost(%v)を、デフォルトのフォーマットの前に追加しており以下のようになっている。
LogFormat "%v %h %l %u %t \"%r\" %>s %b \"%{Referer}i\" \"%{User-Agent}i\"" combined
この形式だと、GoAccessのデフォルトでは読めないので、設定画面で、'c'をタイプして、Log Formatを以下の通り入力して Enter で確定する。(NCSA Combined Log Format with Virtual Host の、最初の'%^:' を削除したものと同じ。)
%^ %h %^[%d:%^] "%r" %s %b "%R" "%u"
また、日付フォーマットは、'd' をタイプして、以下の通り入力して Enter で確定する。
%d/%b/%Y
設定をしたら、そのまま、Enter を押すと、冒頭の画面が表示される。
なお、二回目以降の起動で、この設定画面を表示させたい場合は、 -c オプションで起動する。
goaccess -c
使い方
使い方はとてもシンプルで、項目番号 1~10*1のあとに'o(オー)'をタイプすると、該当の項目が展開される。
項目が展開された状態で、's'をタイプするとソートが可能だ。
'q'をタイプすると、一覧画面に戻る。
終了は一覧画面で、'q'をタイプすればよい。
*1:10番は、0 をタイプする